せっくすが気持ち悪くてできない男の話

ノンセクシャルの成人男性が言いたいことをぶちまけるブログです。

アツアツね♡

皆さまこんばんは。

 

本日のお話は「温度」について。

でも今年の夏の話でも、物理学の話でもなく、「恋愛の」温度についてのお話です。

 

さて、この話をするに至った経緯をお伝えするにあたり、ひとつ喋らないといけないことがございます。

 

それが私が振られた時の話

 

今まで好きな人いるよー!って話はさんざんしましたがその顛末に関してはなんとなーく濁してきました。

というのも私はこれに関してすごく申し訳ないことをしてしまったなという気持ちがあったためです。

 

仮に私を振った相手の人をAさんとします。

 

私は「よろしければ私と付き合ってみませんか?」という話をAさんにしました。

でもAさんとしては私はそのポジションでなかったようで、残念ながらお断りされてしまったわけです。まあ、それならそれでしょうがないという話なのですが。

 

ただ、アセクシャル界隈で「友だちと思ってたら告白されて困った問題」を後にさんざ聞いた私としては、あのときは大変に悪いことをしてしまったなぁと思っています。そういう後ろめたさもあって今まではなんとなーくお茶を濁してました。

一応Aさんはその後も友人として変わらず接してくれていて、とても感謝しています。

まあ、あんまり私がネットでペラペラ詳細に話すのもあれなのでこの話はこれくらいで。

 

んで、

 

ここまでが前振りで、

 

ここからが本題。

 

上の経緯を全部知ってる友達に「そういえばマッチングアプリを始めた」という話をしたときの話です。

 

「え?まだAのこと好きなんじゃないの?」

 

って言われたんですね。

 

いや、好きですけど?

でも一回振られたのにこれ以上なんかしたらもはやストーカーじゃないですか?

 

と私が言ったんですけどね?

 

「まあ、そうだけど・・・」

 

あ、腑に落ちてない!全然腑に落ちてない!

 

そこで私はその友達となんか「温度差」を感じたんですよね。

その友達は「好きな人がいるならまだ好きな限り、振られようがなにしようが逆転狙って頑張るべき!」的なことを考えてたんだと思います。

 

そういや確かに世の中には「振られたけど諦めずアタックして、最後結婚できました!」みたいな美談に溢れているなぁと気づきました。

 

つまりですね、「恋愛感情」って誰を好きになるかっていう「向き」と、どれくらい相手に執着するかっていう「量」があると思うんですね。

私の場合はその量、つまり「温度」の部分が人より低いのかなと思いました。そしてこの温度が0ならばアセクシャルなんじゃないかと。

こう考えると、そういやあの人、彼女に振られたときめちゃくちゃ悲しそうな顔してたな・・・。多分あの人は温度高めなんだろうな・・・とかそういう解釈ができます。

 ちなみに私は他人に対して温度高めに執着できる人(いわゆる恋愛脳?)、ちょっと羨ましいなと思います。本人がどう思ってるかはわからないですけど・・・。(もちろん相手に迷惑かかるなら駄目ですけどね!)

 

最近ではセクシャリティの研究で「性愛」「恋愛」を分けようというのがメジャーになりつつありますが(ロマンティックセクシャル)この2つともが「向き」「量」の問題なら、これ2次元の2つのベクトルなのかなーとか考えるとちょっと面白いと思いませんか?(高校の数学で出たやつですね!)

 

ベクトルが2つだからつまり「恋愛感情」って細分化すると2+2で4次元ベクトルなのかなーとか、じゃあ性自認の一次元軸を加える(端が男と女で)と「セクシャリティ」って5次元ベクトルなのかなとか、あ、でも性自認を一次元にすると「中性」でない「無性」が表現できないなとか・・・こういうふうに考えるとちょっとおもしろくないですか?

・・・おもしろくないですかそうですか。

 

まあ、なんか前に二軸でアセクシャルノンセクシャルの話をしました

nonseku.hatenablog.com

けど、あれがもうちょっと数学っぽく拡張できると「セクシャリティ」の話が構造的に見えてきて面白いんじゃないかなって思った話でした。

 

うん!要するに私の趣味の、私が楽しいだけの話でした!以上!

 

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