なぜアセクシャルにはオタクが多いのか?
皆様こんばんは。
結構前から思っていることがあります。ええ、タイトルのまんまなんですけど。
なぜ、アセクシャルにはオタクが多いのか?
というのが今回のお話です。
オタク、と言っても最近は色んなジャンルがあるのであれですが、アセクシャルの方々、主に漫画、アニメ、舞台などの創作物界隈に造詣の深い方が多い印象です。
私もそのへんの人よりは漫画をたくさん持っていますし、アニメなんかも結構見る方ですが、アセクシャルのオフ会に行ったとき、
話の通じ方がすごい。
これはオタクに限らずだと思うのですがお互いに知らないことを話すときは前提知識を多く語らないと会話ができません。
例えば『ワンピース』の話をする時に「どんな話なの?」と聞かれることはほぼありませんが「『セックスしたい、したくない』ってさ…」と言うと「待って待ってなんの話?」ってなりますよね。
(※アセクシャルを取り扱った漫画です。 セックスしたい、したくない(四ツ原フリコ))
このオタク的基礎知識の「深さ」が深い人が非常に多い印象です。ある程度有名な漫画やアニメなら一発で通じて中身の説明がいらない人がほとんど。
では、なぜなのか?
皆さんは必須アミノ酸ってご存知ですか?
アミノ酸とはタンパク質の構成物質です。早い話が、私達の体はアミノ酸でできています。
そのうち必須アミノ酸は体内で合成ができないものを言います。つまり必須アミノ酸は自分で作れないため、食事から摂取しなければ死にます。
ちなみに極端に偏った食生活でもしてなければ現代日本で必須アミノ酸が不足することはないそうです。お高いサプリメント買うならよく調べてからにしようね!
この必須アミノ酸。これ、感情にもあるんじゃないかと思うのです。
ここからは私の憶測ですが、
例えば「楽しい」という感情。
無いと死にますよね。
なので「楽しい」は必須感情素。
意外と知られていませんが実は適度なストレスはむしろ体に良いです。
つまり「ストレス」も必須感情素。
ただし「適度な」です。人によって適度の程度も違うので気をつけて、無理しないように。
そして必須感情素のなかにひとつ、これがあるんじゃないかというのが
ときめき
ときめき・・・「ときめく」の連用形、もしくは名詞化したもの。
辞書で引くと「喜びや期待のために胸がドキドキする」という記述があります。
アセクシャルでない人は主に恋愛から「ときめき」を摂取しているのではないか?
アセクシャルの人々は恋愛から「ときめき」を摂取できないため、代替物として漫画やアニメ、舞台などの創作物から摂取しているのではないか?
→アセクシャルの人はオタクが多いのではないか?
というのが佐野仮説です。
私が人生で一番ときめいたのは立川シネマシティでガールズアンドパンツァー劇場版を見ていた時、最後大洗女子学園が優勝して、駆けつけた会長がみほさんに抱きついたシーンを見た瞬間でした。(早口)
もうあの時の感情を「ときめき」以外のなんと呼べばいいかわかりません。もう号泣でしたよ。とてつもなく幸せな記憶です。
そしてアセクシャルでない人の、とりわけ「恋愛脳」と言われる人は恐らく、このときめきという必須感情素をほぼ「恋愛」から摂取しているのではないかということです。
だから恋人を常に探しているし、失恋したらめちゃくちゃ元気なくすし、「恋人欲しいと思わない」って話に「なんで?」と聞くのではないかと。
なぜなら彼ら彼女らはそれ以外から摂取できる「ときめき」の量が少ないか、まったくないから。
「じゃあどうやってときめきを得ているの!?」という意味で「なんで?」という質問が出てくるのではないか?
だからあの人達と仲良くできないんじゃないかなぁ…?
まあ、実験したわけでもなければ科学的根拠もなーんにもない話なので「妄想乙」で終わりなのですが、そんな与太話でした。おわり。
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