せっくすが気持ち悪くてできない男の話

ノンセクシャルの成人男性が言いたいことをぶちまけるブログです。

②好きじゃない人と付き合ってる話。【どこで会ったの?】

皆様こんばんは。

 

前回記事の続きで、アセクシャル交際の話です。

 

今回は初めて彼女にお会いしたときから交際に至るまでの経緯を話していきたいと思います。

まあ、今回は正味そんなめちゃくちゃおもしろい話はないですが!

 

さてまずはじめに、

 

結婚願望のあるアセクシャルノンセクシャルにとって相手探しは大変!!!

 

なのですね。

  

なにが大変なのか?

私の場合ですが大前提としてセックスをしたくありません。(おそらくそもそもできないです)

んで、職場や趣味の集まり、あるいはその他の場所で気になる女性ができたとしましょう。

その人がセックスをしなくていい人かどうか、判断のしようがありません。

「ところであなたセックスはお好きですか?」って直接聞けば通報されますよね?

でももし告白して、OKもらって、付き合ってから「実は俺、セックスできないんだよね」っていうのもちょっとあれじゃないですか?もしその女性が彼氏ができたら愛し合ってセックスもしたいという極一般的な女性だった場合問題になりますよね?

 ですので普通の方法で相手を探すのは極めて難しい。

 

というわけで、私はその時からマッチングアプリを使いはじめました。

交際、結婚したいアセクシャルノンセクシャルみんながみんなアプリを使う必要はないと思いますが、私の思いつく限りでは一番効率的でした。

 

詳しいことは一年半くらい前に書いたこの記事に載っているので、知りたい人はこちらをどうぞー。

nonseku.hatenablog.com

で、私は現在の彼女ともPairsを通してお会いしました。

(余談ですが上の記事で一人会ってくれました!って言ってる人が今の彼女様。Pairs始めて一人目でどんぴしゃの素敵な人に出会えたので、私はここで人生の運全部使ってるんじゃないかと思ってる)

 

彼女は当たり前ですが「セックスができません」と書いている私のプロフィールを読んでくれているので、初めて会ったときから私がノンセクシャルであることを認識しています。

そしてその上で会ってくれているので、交際にあたって少なくともセックスできないということを問題とは考えてない(はず)ということです。

 

 

ちなみにこれは後から聞いた話ですが、彼女自身は最初ノンセクシャルという言葉もよく知らなかったし、私がどういうことができて、どういうことができないのかもよくわからなかったらしいです。

調べてはみたし、性欲ないってなんとなくイメージはつくけど、よくわからんみたいな状態だったそう。私普通にAVとか見るよって話をしたときは結構驚かれました。

 

彼女と初めてお会いしたのは2018年の5月頃ですが、その時から2ヶ月に一度くらいのペースで一緒にご飯を食べに行くような関係が続いていました。

実際はアセクシャルノンセクシャル的な話はあまりなく、ふっつーに上司がめんどいとか、この百合漫画が熱いとか、そういう世間話が多かったです。

ただ彼女は私がノンセクシャルであるということに否定的な態度はなく、聞きたいことがあれば聞いてくれ、私も特にそれを隠すことなく喋っているというような状況でした。このへんは今から考えると非常に重要なことだった思います。お互いにお互いを理解しようとするという態度が、ですね。

 

さて、私も彼女もそこから長いことお互いに恋愛感情を抱くことなくなんとなーくたまにご飯食べに行く友達、という感じで関係が続いていたある日のことです。

 

私の女友達に彼氏ができまして、「佐野さんと二人で会うのは厳しいです」

という通達を受けました。

nonseku.hatenablog.com

ちょうどこの記事書いたときですね。そう、わざわざ記事書くくらい悲しかったんですがその時同時にふと思いました。

 

私は彼女と共通の友人がおりません。

ということは、

 

もし彼女に彼氏ができたら、私二度と会えないんじゃないかな???

 

それはあまりにも困る。

 

うーん、

 

じゃあ、

 

私が彼氏になればいいじゃない。

 

というわけで京都のカフェで彼女と合う約束をし、恋愛感情はお互いにない前提の上で「私と交際しませんか?」という話をしました。

 

「あなたは私のこと好きじゃないのは知ってるし、私もあなたに恋愛感情は抱いていないけど、あなたに彼氏ができて会えなくなったら嫌だから、私と交際しませんか?」

 

と言いました。(ほぼ原文まま)

 

告白というよりはもう提案です。

 

本来なら夜景のきれいな場所でお互い見つめ合って~みたいなやつが正規ルートなんだろうなー・・・とは思ったけれど、彼女側が嫌だったとき断りづらそうだなーと思ったので真っ昼間のカフェで2つとなりのテーブルにはコーヒー飲んでるおっちゃんがいるという情緒のかけらもない状況で言いました。

 

彼女はかなり迷われておりました。その時はお返事を一旦保留で、その後LINEで様々質問を受けました。

聞かれたことは色々ありましたが特に「交際した後もし、他に好きな人ができてしまったら?」というところが気になったそうです。

「私自身は好きな人がいたこともありますが恋愛感情というものをそれほど重視してないのでその程度のことでじゃあ別れよってはなりませんよー。

逆にあなたに好きな人できちゃって別れてほしいと言われたらそれはもうしょうがないかなと思っています。」

という返事をしました。

(この気持は今でも変わっていません)

彼女はこの返事で少し安心したと言うような話を後から聞きました。

そういうわけで最終的にはOKしてもらえましたという経緯。

 

このときはセックスどころか手つなぐのもきついし、デートっつっても会ってしゃべるだけだから今とあんま変わらんだろなーと思っていました。

 

なんとまあそんなことは全くなかったですが!!!

 

次回は交際してから~のもろもろを書きたいと思います。

気が向いたときに!!

 

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