お勉強 そのニ
皆さまこんばんは。
今回は前回のお勉強の記事
に続いてお勉強第二弾です。
セクシャルマイノリティの用語と意味について一緒に学んでいきましょう。
今回のお勉強は「たまに聞くけどよくわかんねえ言葉」特集です。
①シスジェンダー、ストレート
シスジェンダーとは心と体の性が一致した人のことを言います。例えば体が男性であり、かつ男性としての性別に違和感を持っていない人はこれに当たります。
ストレートとは非同性愛者、つまり異性愛者のことを指します。
要するに「普通の人」のことを性自認がシスジェンダー、性的指向がストレートといいます。
ちなみにですけど私はシスジェンダーでストレートです。ただ来世は女性が良い。
で、なんでわざわざ「普通の人」に用語をつけてるのか、ということですね。
それはこの「普通」という表現が非常に良くないからです。「普通」の対義語、いくつかありますがぱっと思いつくのはなんでしょうか。
私が思いついたのは「異常」でした。だから「普通の人」を「普通」の性自認、「普通」の性的指向と呼ぶことはそうでない人を「異常」であると言ってしまっているようなニュアンスがあるわけです。
だから「普通の人」も種類の一つとして用語を割り当てようということですね。
ただこのブログではシスジェンダーでストレートで、更にアセクシャル、ノンセクシャルでない一般的な性的欲求のある人を「ノーマル」と呼んでいます。別にそうじゃない人を「異常」だと言いたい意図はないのですが、個人が書いてるブログですし、細かい配慮よりはわかりやすさ重視の方が良いかなと思って使ってます。まあ・・・不快に思う人がいたらごめんね。
バイセクシャルはLGBTにも入っていますから、認知度高いですね。
バイセクシャルは男性も女性も好きになれる人のことを言います。前回のおさらいになりますがこれは性的指向の一つです。性自認ではありませんよ!
じゃあパンセクシャルってなんですかというと
全性愛(ぜんせいあい)、パンセクシュアリティ(pansexuality)、オムニセクシュアリティ(omnisexuality)とは、男性/女性の性の分類に適合しない人々も含め、あらゆる人々に恋をしたり、性的願望を抱いたりすること。全性愛の性質を持っている人を全性愛者(ぜんせいあいしゃ)、パンセクシュアル(pansexual)、オムニセクシュアル(omnisexual)、パンセクという[注 1]。(Wikipedia)
全性愛!
強そう!
ということでもう男も女も関係ねえ!人類全部いけるぜ!みたいなイメージです。(誰でも見境なく好きになるわけじゃないよ!)
どういうこと?というと、
そもそも性自認は男か女か、だけではないわけです。女よりの男とか、もう男も女もないXジェンダーとか。
そういう人を好きになったとして、じゃあもうそもそも性別とか関係なくね?っていうのがパンセクシャルの考え方です。多くの人は好きになる大前提が「異性」だけど、「同性」だけ好きになる人もいて、パンセクシャルとなるともはや「性別」は条件に挙がらない、という感じでしょうか。
みたいなパターンが多いみたいですね。
③リスロマンティック
ずっと片思いしてた人がやっとこちらを向いてくれた!
・・・でもなんか気持ち悪いな。
っていうのがリスロマンティックのすっげえ大雑把な説明です。
相手に恋愛感情を感じるが、相手から恋愛感情を向けられることを望まない、もしくは必要としない。
これがよく使われている定義になります。
実際は気持ち悪い以外に怖いとか不安とか冷めたとかそういう人もいるので上の例は若干不十分ですけど、まあそんな感じ。
ただ単に好意がこちらを向くのが嫌という人もいますし、性的な意味が入ってくると嫌という人もいるみたいです。
ちなみに私はこれ女性しか見たことありません。まあそもそも男性が片思いの女性に好意を思い切り向けられることが少ないというのはあるかもしれませんが。
でも女性には意外と多いみたいですね。研究論文とかも出てました。
一番わかり易い!面白い!と思ったのは下記のブログ記事
治すべき!とかそもそもそういうもんだから治すもくそもな・・・とかはともかく、こういうのがあるんだって知っておくだけでも結構役に立つと思います。
「私あいつが好きで、たぶんあいつも私のこと好きだけどなんか気持ち悪いんだよね~」なんて普通に言ったら袋叩きにされそうです・・・でも「私たぶんリスロマンティック」って言ったらなんとなくあーそうなんだーってなりそうじゃないですか?
みんなで知識つけて世の中住みやすくしていきましょう!
上記で引用したブログ記事、筆者の名古屋みさと様(@haa_cha)に掲載許可を頂きました。
名古屋みさと様、ありがとうございました。
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